学生・教職員の活躍

2018.9.28 第92回日本経営学会全国大会で日本経営学会賞(論文部門)を受賞

受賞者 人文社会科学部・加藤崇徳講師
受賞日 2018/9/6
賞の名称 第92回日本経営学会全国大会 日本経営学会賞(論文部門)受賞
コメント このたびは、日本経営学会賞の栄誉を賜りましたこと、誠に身に余る光栄と感じています。こうした受賞の幸運に恵まれましたことも、皆様からのご支援をいただいたおかげと存じます。今回の栄誉を励みとして、これからも研鑽を積み、もう一回り大きな研究者となれるよう精進していきたいと思います。今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 人文社会科学部の加藤崇徳講師が、2018年9月6日に新潟国際情報大学で開催された第92回日本経営学会全国大会で、日本経営学会賞(論文部門)を受賞しました。

 日本経営学会は、経営学、商学の研究の発展と向上に資するため、会員による優秀な著書及び論文を選定し、その業績を広く顕彰することを目的として、日本経営学会賞を制定しています。賞は著書部門と論文部門の2種類があり、原則として毎年それぞれ1点に授与されます。

 第92回は、2017年1月1日から2017年12月31日までの間に刊行された著書・論文を対象に審査が行われ、加藤講師の受賞が決定しました。同会において授賞式が行われ、加藤講師に表彰楯が贈られました。

受賞論文

  • 論文タイトル:『技術多角化と技術の時間軸』(日本経営学会誌 千倉書房 38, 1-15)
  • 発行:2017年4月5日
  • 著者:加藤崇徳(茨城大学人文社会科学部法律経済学科講師)
  • 要旨:
    多くの企業は、技術領域を1つに絞っているわけではなく、多様な技術領域をもち、研究開発を行っています。本研究では、多様な技術領域を持つこと(技術多角化)と企業業績との関係を実証的に検討しました。本研究で得られた最大の知見は、1つの企業の中に、技術変化のスピードが速い技術領域と遅い技術領域が混在しているような技術多角化は、企業業績を悪化させることです。
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