9月19日に宮城県仙台市で開催された令和元年度全国大学附属農場協議会秋季全国協議会において、本学農学部技術職員の橋本浩平さんが全国大学農場技術賞を受賞しました。

　全国大学附属農場協議会は、日本全国の55の農学系大学が付置する大学農場が加盟しており、大学農場技術賞は、優れた取り組みを行った技術職員を表彰するものです。
　橋本さんの受賞業績名は、「大学農場での農業機械・安全作業教育の実践とGAP認証取得」です。

　農業産出額全国3位の茨城県において農業の国際化・効率化が課題となっている中、国際基準に準拠した農業生産工程管理を有する教育・研究フィールドの重要性の高まりを受け、国際フィールド農学センターは2018年に「JGAP青果物2016」と「JGAP穀物2016」の認証を取得するに至りました。橋本さんは、長年農業機械班を担当し、水田、畑作および牧草栽培の機械化体系に関する教育、研究支援を通じて、GAP認証に求められる農作業者自らが実践して作る農作業安全を進めてきました。これらの取り組みにおいて、水田作、畑作、野菜作および果樹作などの生産部門を担当する技術職員と連携協力することが、今回のGAP認証につながりました。

　今回の受賞を踏まえ、農作業者の安全にも配慮した持続可能な農業生産の教育・研究を継続的に実施していきます。

【関連リンク】

• 茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター
  http://farm1.agr.ibaraki.ac.jp/