【受賞研究テーマ】
照度差の生じた太陽電池パネルの発電量向上と用途拡大を実現する電力変換器の研究開発

工学部電気電子工学科の鵜野将年准教授が、公益財団法人電気科学技術奨励会より第67回電気科学技術奨励賞を授与されました。
対象となった研究は、太陽電池パネルの発電量を向上させる電力変換器の研究開発に関するものです。太陽電池パネルに部分的に生じる影やパネル自体の湾曲などによって日射量不均一が生じると、太陽電池パネルの発電量が大幅に低下する問題が深刻視されています。鵜野准教授は、このような照度差の生じた太陽電池パネルの発電量を劇的に向上させる電力変換器を開発し、汎用的なパネルで10～30%程度、プラグインハイブリッド車等における湾曲パネルで4～10%程度の発電量向上を実現できることを実証してきました。