学生・教職員の活躍
2020.11.25
第4回茨城テックプラングランプリ
日立製作所賞・ユードム賞を受賞
小松崎教授(中央)、福田真丈さん(左から2番目)、龚颖婷さん(右から2番目)
受賞者 | Organic No-till(農学部小松﨑将一教授、小松﨑研福田真丈さん(M1)、龚颖婷さん(D2)) |
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受賞日 | 2020/11/14 |
賞の名称 | 第4回茨城テックプラングランプリ「日立製作所賞」「ユードム賞」 |
表彰者 | 第4回茨城テックプラングランプリ |
農学部附属国際フィールド農学センターの小松﨑将一教授と同研究室の福田真丈さん(修士課程1年)および龚颖婷(ゴン・インティン)さん(博士課程2年)は、研究チーム「Organic Notill」として、ビジネスプランコンテスト「第4回茨城テックプラングランプリ」(主催:茨城県、企画・運営:株式会社リバネス)に参加し、11月14日につくば市内で開催された最終選考会で「日立製作所賞」および「ユードム賞」をダブル受賞しました。
IBARAKI TECH PLANTER(茨城テックプランター)は 数多くの研究機関が集積している茨城県で、新たな産業を創出しうる科学技術やビジネスシーズを発掘するプログラムです。本取り組みの一環として、情熱をもって茨城県から世界を変えようとするチームを共に発掘・育成することを目的に「第4回茨城テックプラングランプリ」を開催されました。計30のチームが参加し、最終選考会ではファイナリストに選出された9チームによるプレゼンテーションが行われました。
最終選考会には小松﨑教授が登壇し、審査員やオーディエンスに向けて、不耕起・有機栽培による環境の保全と農業生産が両立する新しい農業システムについて力強くプレゼンテーションしました。ここでは、カバークロップなどの草を生やしながら土を耕さないで作物栽培する不耕起・有機栽培技術による環境保全効果と作物生産性向上について、ダイズ栽培やミニトマト栽培などの圃場実験での実践事例をもとに、土壌炭素貯留し、温室効果ガスの発生を抑制しつつ、少資源での作物栽培技術の可能性をアピールしました。