茨城大学教育学部附属小学校の小島貴志主幹教諭が、「令和2年度文部科学大臣優秀教職員表彰」を受賞しました。

　文部科学大臣優秀教職員表彰は、教員の意欲を高め資質能力の向上に資することを目的として、全国の国公私立学校の現職の教職員で推薦のあった者から、学校教育における教育実践等に顕著な成果を挙げた教職員について、その功績を表彰するものです。

　小島教諭は、若手の頃から授業研究に熱心に取り組み、専門の社会科だけなく他の教科についても論文を執筆し表彰されています。平成24年4月に茨城大学教育学部附属小学校に着任し、平成31年度に研究主任を務めて以降、社会科の教科指導における｢私たちの暮らしと日本国｣(6 年政治単元) の授業が、新学習指導要領で必要な主体性・対話性に重点を置く典型事例として大学の授業で取り上げられており、受講生の評価も高く、本学の教員養成に貢献しています。
　また、平成30年から始まった附属小学校における働き方改革の中心となり、三学期制から二学期制への転換、転入学試験や家庭訪問の廃止など、大胆な改革を実行し、平成30年度から令和元年度にかけて時間外労働を約半分に縮減することにも貢献しました。今年度、主幹教諭に任命されてからも、COVID-19対策に邁進しつつ働き方改革を推進し、率先して業務効率化や時短運営を実践しています。
　これらの活動が評価され、この度の表彰にいたりました。

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