学生・教職員の活躍
2021.4.30 キャンパスエイド活動感謝状
受賞者 | 大学院教育学研究科 学校臨床心理専攻 |
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受賞日 | 2021/4/23 |
賞の名称 | キャンパスエイド活動に関する感謝状 |
表彰者 | 茨城県教育長 |
表彰内容 | 大学院教育学研究科 学校臨床心理専攻による15年間にわたる茨城県内フレックス高校でのキャンパス活動について、教育長より感謝状が授与された |
このたび、大学院教育学研究科の学校臨床心理専攻(2021年度より募集停止)が、茨城県立フレックス高校におけるキャンパスエイド活動に関する感謝状を、茨城県教育長より授与されました。
茨城県には現在、5校の定時制・3部制・単位制のフレックス高校があります。これらの高校には、小・中学校時代の不登校や発達障がいなどさまざまな困難を経験した生徒たちが通っており、大学院生・大学生が生徒たちの気軽な話し相手として支援を行う「キャンパスエイド」活動が取り組まれています。
茨城県内では本学の他、筑波大学、常磐大学、茨城キリスト教大学などがキャンパスエイド活動を行っていますが、茨城大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻は、他大学に先駆けて2005年度から鹿島灘高校で、2008年度から結城第二高校で大学院生がキャンパスエイド活動を行ってきました。活動日は基本的に月~金曜日で、大学院生の他に教育学部や人文社会科学部の学部生も加わって、毎日1名ないし2名のエイドが学校を訪問し、生徒たちの話し相手になってきました。
毎日の学校での活動の他に、毎月1回、学校臨床心理専攻の教員も加わって全体でのミーティングを大学で行い、情報共有や問題への取り組み活動を行ったり、年度末には県内のキャンパスエイド活動関係者が集まって茨城地域教育臨床研究会を開催してきました。
この活動は茨城県教育委員会と茨城大学大学院教育学研究科との協定に基づいて進められてきましたが、2021年度より教育学研究科学校臨床心理専攻が募集停止(人文社会科学研究科人文科学専攻公認心理師コースとして再編)となったことに伴い、キャンパスエイド活動は教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)に引き継がれました。
学校臨床心理専攻のキャンパスエイド活動は実に15年間にわたり、今回の感謝状授与に至りました。