学生・教職員の活躍

2021.6.18 電子情報通信学会短距離無線通信研究会 優秀学生賞を受賞

受賞者 理工学研究科 増渕篤さん(M2)
受賞日 2021/06/21
賞の名称 短距離無線通信研究会 優秀学生賞
表彰者 電子情報通信学会
表彰内容 2021年3月にオンラインで開催された電子情報通信学会短距離無線通信学会において、増渕篤さん(大学院理工学研究科電気電子システム工学専攻博士前期課程2年)は、「AM/AM・AM/PM特性を持つ非線形HPAにおける動作点推定パイロットを用いたモバイル端末用DPD型リニアライザの特性評価」の題目のもと研究を行いました。

携帯端末のHPA(High Power Amplifier)の非線形特性により、ACLP(Adjacent Channel Leakage Power)が増大し、周波数利用効率が低下する問題があります。この問題の解決のため、提案された補助受信機が不要なDPD(Digital Pre-distortion)型リニアライザにおいて、AM/AM・AM/PM特性を持つHPAモデルを用いて、ACLPの低減効果を評価しました。

この発表は、2020年度に開催された電子情報通信学会短距離無線通信学会における研究発表の中で最も優秀であると評価され、2021年6月21日に短距離無線通信研究会優秀賞を受賞しました。
コメント この度は短距離無線通信研究会優秀学生賞を頂き、大変光栄に存じます。今日に至るまで、様々なご指導をいただきました梅比良教授、王准教授に心から御礼申し上げます。また、共に研究を進めていったワイヤレスネットワーク研究室の皆様、研究の遂行にあたり大変お世話になりました昨年修了された多田陽さんに深く感謝いたします。この賞を励みに今後も研究開発に一層精進して取り組みたいと思います。
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