学生・教職員の活躍

2022.4.12 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞を受賞

受賞者 工学部電気電子システム工学科 鵜野将年准教授
受賞日 2022/03/28
賞の名称 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞
表彰者 パワーアカデミー
表彰内容 工学部電気電子工学科の鵜野将年准教授が、パワーアカデミーよりパワーアカデミー萌芽研究優秀賞を授与されました。 この賞は、2021年度にパワーアカデミーより研究助成を受けた21件の研究者およびグループのうち、電気工学分野の発展や産学連携の促進という観点から特に優れた研究成果を発表した5名の研究者に贈られるものです。
【受賞研究テーマ】 電動車両に既存する電力変換器を利用したリチウムイオンバッテリ用交流内部加熱手法の開発 電気自動車の電力源であるリチウムイオンバッテリの特性は低温下で劣化し、航続距離の大幅な短縮を招くことが知られています。 特性劣化を防止するためには加熱が必要となりますが、通常のヒーターでは熱漏れや加熱ムラなどの問題が生じます。 鵜野准教授は、充放電器やセルバランス回路など、電気自動車に既存する電力変換回路を利用してバッテリを内部から加熱する「交流内部加熱手法」を開発しました。 ヒーターを用いることなく、電気自動車に既存する電力変換器を加熱に利用できるため、自動車電源システムの簡素化と低コスト化が期待できます。
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