学生・教職員の活躍

2025.4.24 日本堆積学会2025年論文賞を受賞

山口講師(右)と日本堆積学会横川会長(左)

受賞者 基礎自然科学野 山口 直文講師,理学部卒業生 榎木田 浩孝さん,安藤 毅さん,中田 夏海さん,八巻 翔太さん
受賞日 2025/04/19
賞の名称 日本堆積学会2025年論文賞
表彰者 日本堆積学会
表彰内容 霞ヶ浦北浦をフィールドとした研究についての下記の論文が高く評価されました。
北浦の湖底の泥は、場所によって粒子の大きさの混ざり方が異なるため手触りが異なります。この研究は、その違いを定量的に扱う解析手法を提案したものです。
doi: 10.1111/sed.13174
Yamaguchi, N., Ando, T., Enokida, H., Nakada, N., Yamaki, S. and Ohta, T. (2024)
Logratio analysis of components separated from grain-size distributions and implications for sedimentary processes: An example of bottom surface sediments in a shallow lake.
Sedimentology, 71, 1291–1304.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/sed.13174

【著者一覧】
山口 直文講師(地球・地域環境共創機構 水圏環境フィールドステーション)
榎木田 浩孝さん(大学院理工学研究科 博士前期課程 修了)
安藤 毅さん,中田 夏海さん,八巻 翔太さん(理学部 卒業)
太田 亨教授(早稲田大学 教育・総合科学学術院)
コメント 霞ヶ浦北浦というローカルな湖の地道な研究から、世界の湖沼や海の堆積物にも使える解析手法を提案できたこと、そしてこのように評価していただけたことを大変うれしく思います。これからも霞ヶ浦での研究を発信できるように努めていきたいと思います。
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